ざコ〜。

いつものバス停にて――


「ついに……ついになんだ……」

イブキが来るげきときが来たといった表情で、


「ケ〜タイゲ〜しじょ〜がおわっちゃうのか……ゲ〜ムボ〜イからはじまってギア、GT、ワンダ〜スワンとかいろいろなモノがでてやぶれていった……サイゴにのこった2シュがリョ〜ホ〜とも2019ネンでソフトのハツバイをシュ〜リョ〜……やっぱしスマホがゲ〜インかな〜?」

イブキがゲ〜ム情報を見ながら、そんな事を言っていた。


「めをとじればケ〜タイキのれきしが……ポケモ◯……モンハ◯……あれ? それしかない? もっとゴットメディスンとかモンスタ〜ズとかあるのに……なぜかネコとネズミしかでてこないっ!」

そんな事を言っているイブキの隣では、


「昔あった座高の検査がなくなった理由がすごい?」

月夜がTwitterで話題のそんな記事を読んでいた。


「そ〜いえば、中学の頃はあったよ〜な……」

身長を図るやつに座るトコがついたアレを思い出しながら、


「なんでなくなったのかしら?」

そんな事をいいつつ続きを読み進める。


「座高検査は一九三七年から二〇一五年まで実に七〇年以上続いてきたが……」

月夜は画面をスクロ〜ルさせると、衝撃的な事実が書かれており、一瞬言葉を失うっ!


「座高の高さを検査しても全く意味がないとわかったから検査が廃止になったっ⁉︎ 七〇年の間誰も気づかなかったんかいっ!」

盛大にそう突っ込みをいれる月夜だった。

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