めっせ〜ジ。

いつものバス停にて――


「学校の校内にセブンの自販機?」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「自販機でおにぎりやサンドイッチ、サラダなんかを売るか〜……わかってない……中学や高校に設置するなら牛丼自販機でしょっ!」

月夜がそんな幻の器物の名前を口にする。


「ウチらだってそこそこ食べるのにメイン層の男子高校生ならもう〜授業終わるたびに牛丼食べてる感じじゃないかしら?」

そんな風に世の男子高生を牛丼漬けにしている月夜の隣では、


「ウチュ〜のどこかにいるエイリアンにむかってメッセ〜ジをおくれるサ〜ビスっ!」

イブキがそんな記事を読んでいた。


「2000もじいないならムリョ〜っ⁉︎ もうTwitterいらないじゃんっ!」


「メッセ〜ジは2、5から5GHzのソ〜シンキをト〜サイした18インチのパラボラアンテナからウチュ〜にむけてハッシンされる……う〜みゅ……」

しばらく熟考し、


「『レベルをあげてブツリでなぐればいい』か『いちばんいいソ〜ビをくれ』のどっちかかな〜……」


「それを送ってど〜すんの?」

呆れ顔でそういう月夜。


「じゃ、月夜はなんておくんのさ?」


「ウチなら……壮大なBGMをつけて牛丼画像と一緒に『牛丼は全』かな」


「それをおくってど〜すんの?」

二人のメッセ〜ジを受け取った存在はとても混乱するという事だけは理解できるのだった。

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