いんふル。

 いつものバス停にて――


「インフルはやってるなぁ~……」

イブキがマスクした人が歩いていくのを見ながら、


「ガッキュ~ヘ~サになんないかな~……」

 自身には全く無関係といった感じでそんな事をいうイブキ。


「ラク~ンシティみたいになんないとダメかな~?」


「なんか毎年、流行ってるイメ~ジよね~」


「そだね」


「も~克服できてもいいと思うケド? なんかこ~注射うつとたちどころに効いて、インフルを壊しまくる抗インフル剤みたいなモノできないのかしら? 映画のゾンビウィルスにはそ~ゆ~のあるじゃない?」

 月夜がそんなご都合主義な事をいう。


「ヨボ~のワクチンはあるけど、なおすほ~はないよね~。ゴホゴホチクシャキ~ン! みたいにソッコ~きくみたいなモノできるといいね」

 イブキはマスクをして猫背でつらそうにしている人が腕に一本注射しただけで、次の瞬間には飛び跳ねる様に元気なる姿をイメ~ジする。


「しかも予防ワクチンうってもインフルになるんでしょ?」


「ジュ~ショ~かはふせげるらしいよ」


「やっぱり完全栄養食の牛丼を一日三杯を義務化すればインフルにかかるほど弱らないと思う!」

 月夜がそんな無茶苦茶な予防策を口にすると、


「いやいや。やっぱしウィルスのマンエンするソトなんかにでちゃダメだよっ! ガッコ~はぜんぶオンラインで、ど~してもソトにいかないといけないときはエンカクソ~サろぼにすればダイジョブだよっ!!」

 イブキもそんな無茶な予防策を提案するのだった。

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