ぞ~りョ~。

 いつものバス停にて――


「PCエンジンをケ~タイキきにカスタマイズできるキッドっ!?」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「GTじゃないよね? あれはさいしょからケ~タイキあつかいだし、ネンピわるいしデッカイしたかいしとスネ〇ぐらいしかもってないよ~なゲ~ムだったけど……アレじゃないよね?」

 そんな事を言いながら続きを読み進めるイブキ。


「そのなもメルクリウス! ほ~ほ~……GTじゃないんだ」


「さくねんまつにハンバイされてカンバイしてる。くみたてにはハンダのサギョ~がヒツヨ~でゲ~ムをブンカイできるチシキもひつよ~。やりかたをしるしたかんたんなマニュアルつき……う~みゅ……こ~きくとシキイたかいよね~」

 イブキがそんな事をいっている隣では、


「一月二四日に牛丼の並を注文すると、肉量二割増しっ!?」

 月夜が大手牛丼チェ~ンのそんなキャンペ~ン記事を読んでいた。


「五杯食べたら六杯分になるって事よねっ!?」

 頭の中で五杯の牛丼の隣に『+牛丼』と表示される。


「並だけなのかな~? 特で一四〇パ~セント増しとかになんないのかな~?」


「二四日の一日限定――朝一〇時から夜の一〇時まで……明日ね……」

 そういって決戦前の戦士のような表情になる月夜。


「待ってなさいよっ!」

 そのままそう洩らす月夜だった。

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