ぎメ〜。

いつものバス停にて――


「バイオのタイケンばんよかったなぁ〜……」

イブキが新作ゲ〜ムのPVを見ながら、そんな声を洩らしていた。


「30ぷんいっぽんショ〜ブってのがいいよね。グラもいいし、ゾンビがゾンビしててすっごいよかったよっ! おもわずヨヤクちゅ〜もんしちゃうデキだったよね!」


「2はあのマチナカでのサンゲキっとこがいいよね〜。ボリュ〜ムもふたりぶんだし、おもいっきりたのしめるよ!」

ひさびさに大絶賛するイブキの隣では、


「ファミレスとかでついつい偽名をつかってしまう人の心理?」

月夜がそんな記事を読んでいた。


「たまにお気に入りのキャラ名をつかう人いるケド……あんまり気にした事なかったな〜」


「まえにカイテンズシで『フリ〜ザさま』いたよ」


「そなのっ⁉︎」


「よばれたトタン「ほ〜ほっほっほっほ、さぁザ〜ボンさんドドリアさんいきますわよ」っていいながらテ〜ブルせきにむかってった」


「はぁ〜……まあ店に迷惑かけるよりはいいか〜」


「月夜だってギュッ〜ドンってかいてそ〜だけど?」


「そんな事しないわよ」


「そなんだ」


「牛丼は食べる物であって名乗るものじゃないわっ!」

ウチいいこと言ったとでもいいたげなドヤ顔でそう言う月夜だった。

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