ごとン。

いつものバス停にて――


「福岡県で女子高生が落としたカバンが突然発火っ⁉︎」

月夜が同年代がみるような記事を集めたものの中からそんな記事を読んでいた。


「最近のJKのカバンって炎上するんだ〜……」

ニュ〜ス映像のような動画を見ながら、


「ショッピングモ〜ルのレストラン内でカバンを落としたトコ突然『シュウ〜』という音ととに火がでた……バッテリ〜か〜ほとんどの人が予備もってるからね〜……」

月夜がそんな事をいっている隣では、


「チキュ〜はマイトシ5トンほどかるくなってるっ⁉︎」

テクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事をイブキが読んでいた。


「へェ〜……そなんだっ! じゃ、そのうちドンドンちいさくなっていって……」

イブキが地球儀程度までになってしまった姿をイメ〜ジしながら、


「毎年五トンならなくなるのに何億年かかんのよ、人類が絶滅してるわよ」


「そっか〜……しかもウチュ〜から4トンふえてんのに5トンへってんだって! じっしつ9トンなくなってんだよ」


「まあそれでも平気でしょ」


「9トンっていったら月夜のタイジュ〜とほぼいっしょ……」


「ウチはそんなにないわよっ!」

一〇トンの力は加わってであろうクモ巣状になった地面を形成しながらそう言うのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る