まじョ。
いつものバス停にて――
「平成最後のコミケもりあがったな~……すっごい寒かったケド……」
月夜が長蛇の列に震えながら並ぶ10万人以上の人だかりを思い出す。
「初日こそ去年を下回ったケド、三日間の合計では冬コミ最高の五六万人をこえたって発表してたし、現場は寒かったケド、熱かったのね~」
「来年は一日増えるんだっけ? 楽しみだな~」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「カナダではさいきんまで『まほ~ぎけ~ざい』なるホ~リツがあった……マホ~っ!?」
イブキが箒に跨った美少女の姿をイメ~ジする。
「なんだろ~? マホ~ギケ~ザイって……ベギラマとかイオナズンとかつかったらばっせられんのかな~?」
イブキが強烈な光と熱で焼き払う魔法や大轟音を上げる爆裂魔法をイメ~ジしながら、
「偽計罪って事はできもしない事をできるっていってお金を取る詐欺みたいなモンでしょ? 魔法って事は……アナタ呪われてますねって呪いを解いてあげましょうっていってお金を取る行為とかかな?」
「ふ~ん……じゃ、カナダのシュ~ショクめんせつで『とくぎはイオナズンです!』ってゆ~とつかまるんだ……」
「いや。それは採用されずに落ちるだけよ」
2018年12月13日までこの法律はあったそうです。
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