こ~でね~タ~。

 いつものバス停にて――


「た、確かにそ~よ……な、なんで今まで気づかなかったのかしら……いえ。違うわねウチ等は心の底では気付いていたのよ……気付いていたケド、認めたくなかっただけ……」

 月夜が何かの記事よ読みながら、まるで『この世界はコンピュ~タで行われているシュミレ~ション世界』と聞かされたような反応をする。


「カップヤキソバって焼いてないのよね……お湯で……お湯で……」

 まるで、そこから先は口にしてはいけない言葉かのように発することができない。


「でも、この――ペヤング専用ホットプ~トを使えば本当の焼きソバにっ!?」

 月夜はカップヤキソバと同じ白を基調としたホットプレ~トの画像を見ながら、


「手間はかかるわね~……」

 お湯で戻した麺をホットプレ~トで焼く様子をイメ~ジしながら、そんな事を洩らす月夜の隣では、


「チュ~ゴクでヒトゲノムをカイゾ~したニンゲンがタンジョ~っ!?」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。



「ついにそこまできたか~ジンルイ」

 イブキが感心したようにそんな事を言う。


「あ~あ。もしギジュツがあったらイブキさんもキョニュ~にできたのに~……」

 自身の大平原を見下ろしながら、


「そ、そんな……自然の摂理に逆らった哀れな生き物をつくってど~すんのよ」


「ムネのおっきなイブキさんはそんなあつかいなのっ!?」

 フランケン扱いに驚くイブキだった。

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