いヌ。

 いつものバス停にて――


「おぉ! しんジョブくんだっ!?」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スアプリを見ながら、そんな声を上げる!


「あおまどうしっ!? アオマきたっ!! アオマ! ブルマじゃないよアオマだよ。てきのワザをラ~ニングしてつかうかぁ~……むかしあったよね~……やたらラ~ニンフりつのひくいアオマ、ヘッドバットだけがソンザイリユ~……あれはあれでおもしろかったけど……あ~ゆ~かんじにはしてほしくないかな~。はつのリミテッドジョブってよばれてるけど、ど~ゆ~イミだろ~?」

イブキがそんな事を言っている隣では、


「犬の犬種別人気ランキングね~」

 月夜がそんな記事を読んでいた。


「三位はトイプ~。まああの目がカワイイわよね~あったかそうなモコモコの毛並みも……」

 月夜はペットショップで遠くから見たトイ・プ~ドルの姿を思い浮かべる。


「二位はチワワ? へぇ~一位じゃないのね」

 意外そうにそう言う。


「あの丸い顔と大きいな耳と目がいいのよね~……」

 月夜は遠くから無邪気に跳ね回る小さなロングコ~トチワワの姿を思い浮かべる。


「一位は柴犬なんだっ⁉︎ なんか意外」

ランキング結果に驚く月夜。


「確かに微妙な大きさで精悍な顔してるし、あのクルクルの尻尾はポイント高いわよね〜」


「飼い主以外には懐きにくいのがね〜……」


「ダイジョブ! 月夜はぜんぶになつかれないからっ‼︎」

自信満々にそう言い切るイブキだった。

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