ばくはつきノ~。

 いつものバス停にて――


「むかしはハンバ~ガ~が五九円だったのんだ~……」

 月夜はデフレの時代に通常の半額で提供していた大手ファ~ストフ~ドチェ~ンの価格設定を見ながら、


「チ~ズバ~ガ~でも七九円なんだモン。一〇個単位で買っていくコ~スよね!」

 月夜は渦高く積み上げたハンバ~ガ~のタワ~をイメ~ジしながら、


「一〇個でも五九〇円……もう一〇こいけるわね~」

 月夜のイメ~ジの中で『ぽん』というコミカルな音とともにタワ~が一個増える。


「いい時代だったのね~……」

 月夜がデフレで大変な時代をそう評している隣では、


「ぬっ!?」

 テクノロジ~系ニュ~スを見ていたイブキが何かを発見する。


「スマホのアップデ~トがおわったシュンカンにバクハツっ!? なんだろ?」


「ついに……ついにスマホに自爆機能が付いたのっ!?」

 隣で聞いていた月夜もそう口を挟んでくる。


「わ、わかんないけど……」

 月夜の突然の喰いつきにたじろぐイブキ。


「スマホにはいろんなデ~タがあるから、落とした時や紛失したときに遠距離から爆破して中のデ~タごと消去する機能! 新しいOSにはそんな機能が――」


「ないとおもうよ。アップルがチョ~サするってコ~シキにいってるし」

 そう言いながら、公式のコメントを見せるイブキだった。

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