ひ~とぱっク。

 いつものバス停にて――


「濃厚ウニクリ~ムのカップメンっ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事に勢いよく喰いついた!


「新開発の具『ほぼウニ』――正確にはウニじゃないのね……でも、ウニと香りと旨味を再現したか~……これは楽しみね。それをホワイトクリ~ムス~プと麺に合わせた風味豊かな、濃厚のカップメン。これは食べるしかないわね~」

 カップメンの画像を見ながら、そう決意している月夜の隣では、


「さいがいのときやアウトドアのときにやくにたつヒ~トパック?」

 イブキは袋がヒ~トソ~ドの様に赤銅色に輝いている物をイメ~ジする。


「アウトドアやサヴァイバルのときにやくにたつってコトは~……」

 イブキの中で『災害』がなぜか『サヴァイバル』にすり替わる。


「きっとフダンはフ~センのよ~になってて、ク~キをいれるとヒ~トソ~ドみたいにブキになんのかな~? アウトドアやサヴァイバルといったらブキだモンね!」

 キャンパ~がきいたら怒りそうな事を口にしながら、記事の続きを読み進める。


「ハッカザイがはいっててミズとハンノ~させると、100ドのネツがでてすぐにノミモノやタベモノをあたためてくれる……う~みゅ……なんかソ~ゾ~してたつかいかたとちがうな~……」


「でもデンキやガスがつかえないときにコレはケッコ~いいかも! ミズいれるだけであったかいゴハンでてくるってかんがえたら……」


「牛丼は?」

 それを聞いていた月夜がそう尋ねてくる。


「さめたギュ~ドンあれば、あったかくできるかも」


「牛丼は即座に完食されるから『冷めた牛丼』とか『食べ遺った牛丼』なんて存在はこの世界にないのよっ!」

 そう断言する牛丼信者の月夜だった。

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