らいばル。

 いつものバス停にて――


「寒い時期に最適。缶入りの豚汁を販売っ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「豚汁っていったら牛丼の友達よね~。エメット博士といえば犬、生徒会長といえばメガネ、ウチといえば牛丼みたいなセットよね~。あっ! 牛丼ってウチと豚汁二つも定番あったんだっ!!」

 お茶のメ~カ~で有名な缶入りの豚汁画像を見ながら、そんな事を言っている月夜の隣では、


「バトルフィ~ルドⅤのカイハツシャがコ~ルオブデュ~ティ~をプレイちゅ~にトツゼン、アカウントて~しにっ!?」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「なんだろ? ライバルがいしゃだからト~ケツしたのかな~? それともスパイとうたがわれたのかな~?」

 記事を読みながら、そんな邪推をする。


「ライバルがいしゃのゲ~ムすんのはやっぱしケンキュ~のためなのかな~? バトルフィ~ルドとコ~ルオブデュ~ティっていったらライバルかんけ~だモンね」

 そんな事を言いながら、記事を読み進める。


「ト~ケツのリユ~はプレイがうますぎてチ~トツ~ルしよ~のヨ~ギ? そんなにウマかったのんだっ!? チ~トしてないショ~コとしてプレイど~がをアップしている。そっか~ライバルがいしゃだからじゃないのか~……」


「豚汁とウチはライバルなのね~……」

 二人してそんな事をいう変な日であった。

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