ね~ド。

 いつものバス停にて――


「ハ~ゲンにカスタ~ドプディングが登場か~……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「最近は和テイストのアイスをリリ~スしてたのにプリンとは……でも、絶対おいし~やつよね。これ」

 少し高価なアイスの画像を見ながら、そんな事を言っている月夜の隣では、


「そ、そんな……あ、あのエ~ガがVRゲ~ムかっ!?」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スを見ながら、なにやら驚愕していた。


「あのシャ~クネ~ドがVRゲ~ムかっ!?」

 信じられないモノをみたといった感じで、まず日付を確認する。


「4ガツ1じゃないよね~? さむいし……まさかホントなの? アサイラムのエ~ガだよ? アサイラムせ~のエ~ガだよっ!!」

 なぜか自分のスマホに向かって、そう何度も問いかける、


「ハっ! エ~ガがアレだからって、それをもとにしたゲ~ムまでアレとはかぎんない……イブキさんまでみはなしたらコイツはネタゲ~わくにおさまっちゃう……」

 そういいながら平静を保ちつつ、開発動画を見始める、


「おぉ! ちゃんとアクションしてるっ!?」

 嵐の中、つぎつぎとふってくるサメをチェ~ンソ~やショットガンを使ってやっつけるシ~ンを見ながら、当たり前の事に感動するイブキ。


「すごいすごい! ホントにサメさんがふってくるっ!!」


「アンタさっきからなに言ってんの? サメがふってくるワケないじゃない」

 月夜が至極真っ当な横やりをいれてくる。


「ええ~っと……たしかエ~ガのセッテ~ではタツマキでまきあげられたサメさんス~ヒャッピキがまちなかでふってくる、とかってはなしだっけ?」


「サメ数百が?」

 イブキの怪映画説明にさらに頭上の『?』を増やしていく月夜だった。

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