しゃ~ク。

 いつものバス停にて――


「コンビニの新メニュ~に四〇日間熟成した熟成肉の特性牛丼っ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「今までは特製アンガス種牛肉使用の牛丼と比べると、約一、七倍も肉の旨味成分があがっているっ!? すっごいわねっ!! 一、七倍っ!! ほぼ倍じゃない! ど~やって比べたのかしら?」

 月夜は頭の中で単純に肉の量を倍にする貧相なイメ~ジを浮かべる。


「あぁ! 旨さ一、七倍はイメ~ジできないわっ! これは実食するしかないわねっ!!」

 月夜がそんな決意をしている隣では、


「さ、サメさんをベビ〜カ〜にのっけてユ〜カイっ⁉︎」

イブキがそんな記事を読んでいた。


「アメリカのテキサスにあるスイゾクカンであかちゃんにサメをみせたいといって、そのままもちさった……う〜みゅ……」

ベビ〜カ〜に乗せられ、 おしゃぶりと白いフリルのついた服を着せられたサメの姿をイメ〜ジする。


「ぬすんでど〜するつもりだったんだろ〜?」


「フカヒレとるつもりだったんじゃない?」

月夜はそういって口を挟んでくる。


「いやいや。ファイブヘッドとかマカイゾ〜するためでしょ」

イブキは四つの頭(尻に五目の頭がある)サメをイメ〜ジしながら、そういうのだっった。

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