ぺちぺチ。

 いつものバス停にて――


「う~みゅ……ゲ~ムぎょ~かい900オクドルをこえるキョダイサンギョ~へシジョ~カクダイっ!?」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「やっぱし、イダイなヒトがいったとおり『ニホンのクリエイタ~がセカイにチョ~センするならゲ~ムだ』っていったのはただしかったんだねっ!! そのわりにイマイチ、ニンチされてないのがかなし~な~」

 イブキが悔しそうに、そう言う。


「アニメさんぎょ~でも10パ~セントのせかいシェアなのにゲ~ムは20あるモンねっ!!」

 イブキは誰に誇るわけでもなく胸を張ってそう言う。


「いまにeスポ~ツがモテモテになるジダイが……」

 そんな妄想をしているイブキの隣では、


「ペンギンの喧嘩がカワイイ?」

 月夜がそんな動物動画を見ていた。


「お~!」

 その動画を見ながら、瞳を輝かせる月夜。


「こ、これはカワイイっ!!」

 ペンギン同士が向かい合って、身体を左右に揺らして腕のヒレをペチペチとぶつけ合う動画を見ながら、


「やっぱりペンギンは癒されるわね~。喧嘩ですらこんなにカワイイんだもん」


「ペンギンのウデとゆ~かヒレってすっごくかたくて、このド~ガのこれってヒトがあったたらホネがおれるぐらいのイリョクらし~よ。ペンギンはさむいとこでタイシボ~があついからヘッチャラみたいだけど」

 そう横やりをいれてくるイブキに、


「見た目がカワイければ問題ないのよっ!」

 そう言い切る月夜だった。

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