たとゥ~。

 いつものバス停にて――


「おぉ! ソシャゲじゃないスイッチでド~ブツのモリがでるっ!?」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事に瞳を輝かせた!


「14カにコ~カイされたPVには『キャンプやダイラント~であそびつかれたみんなが、かえってきたときにやすらげるあたらしいプランをかんがえるだなも!』とタヌキチがはなすトコがド~ガになっているかぁ~……ついにキラ~タイトルぶっこんできたなぁ~……マリオ、ゼルダ、ド~モリさんしゅのジンギきちゃったなぁ~!」

 イブキがそんな事を言いながら興奮している隣では、


「大手ピザチェ~ンのロゴをタトゥ~にすると一〇〇年に渡って毎年一〇〇枚のピザを無料にっ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、ピザチェ~ンのイベント記事見ていた。


「タトゥ~と体にいれロシア語でハッシュタグ ドミノピザ永久といれえると向こう一〇〇年の間、毎年一〇〇枚のピザを無料になる権利が与えられる……う~ん……でもタトゥ~かぁ~。シ~ルとかじゃダメなのかな~?」


「え~! 月夜のコトだからイッシュンのまよいもなくいれるとおもった」

 イブキがそう横やりをいれてくる。


「そう簡単に消せないものだから、ウチだって躊躇するわよ」


「へェ~……もしギュ~ドンでも?」


「牛丼のタトゥ~なら一瞬も迷わずにいれるわっ!」

 今日も月夜の牛丼愛は本物だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る