まっし〜ン。
いつものバス停にて――
「広島にあるピザの自販機っ⁉︎」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事に食いついていた。
「メニュ〜はマルゲリ〜タと四種類のチ〜ズピザの二つ焼き上がりまで五分ほどかかり、辺りは良い匂いが――いいなぁ〜……この辺りにもできないかな〜むしろウチの家の前にできないかな〜」
瞳をピザにしながら、そんな無茶をいう。
「宅配ピザのエリア外にはこ〜ゆ〜のでカバ〜してほし〜わよね! やっぱしマシ〜ンは時間を選ばないのがいいわ」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「ふふん♪ マッシ〜ンとはこ〜ゆ〜のをいうんだよっ!」
イブキがスマホ画面にでっかい四足歩行の画像を見せながら、
「そんなピザをうるしかノ〜がないのをマッシ〜ンって――こっちはヒョ〜ゴにあるイノシシげきたいマッシ〜ン『ス〜パ〜モンスタ〜ウルフ』くんだよっ! めからでるヒカリでおどかしたり、オオカミのなきごえでおどかしたりするんだよっ!」
興奮ぎみにそう言う。
「きっと、そのうちメからビ〜ムだしたり、ミサイルうったりするよ〜になるとおもう!」
イブキがそんな魔改造案を出すも、
「なんないと思う」
冷静に否定する月夜だった。
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