かサ。
いつものバス停にて――
「チ〜ズバ〜ストっ⁉︎」
グルメ系アプリを見ていた月夜がそんな声を上げる。
「なになにこのチ〜ズ好きにはたまらない響き」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「濃厚なモッツァレラチ〜ズをピザ生地のミミの部分全周囲に渡ってのせ、さらにその上にチェダ〜、ゴ〜ダ、パルメザンの三種をのせた、まさにチ〜ズ漬けね!」
「三年以上試行錯誤したうえに完成したチ〜ズバ〜ストはぜひミミから食べてほし〜ピザ。なるほど、これはぜひ食べないとね〜」
月夜がおいしそ〜なネバリをするトロトロチ〜ズのピザ画像を見ながら、
「ボタンいっこジド〜カイヘ〜するおりたたみガサ」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「あのスパイえ~がのクニのブランドならキングスマンででてきたよ~なモノにしてくんないかな~?」
イブキは傘で銃弾を弾じたり、先端から射撃したりといった映画のワンシ~ンをイメ~ジしながら、
「やっぱし、いざってときにすぐブキになんのはカサだもんね!」
「アンタは一体なにと戦う気よ?」
月夜がそう口を挟んでくる。
「ん? ゾンビ(月夜)とかウエタけもの(月夜)とかかな~?」
イブキの中で襲ってくる存在は月夜だけのようだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます