かサ。

いつものバス停にて――


「チ〜ズバ〜ストっ⁉︎」

グルメ系アプリを見ていた月夜がそんな声を上げる。


「なになにこのチ〜ズ好きにはたまらない響き」

そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「濃厚なモッツァレラチ〜ズをピザ生地のミミの部分全周囲に渡ってのせ、さらにその上にチェダ〜、ゴ〜ダ、パルメザンの三種をのせた、まさにチ〜ズ漬けね!」


「三年以上試行錯誤したうえに完成したチ〜ズバ〜ストはぜひミミから食べてほし〜ピザ。なるほど、これはぜひ食べないとね〜」

月夜がおいしそ〜なネバリをするトロトロチ〜ズのピザ画像を見ながら、


「ボタンいっこジド〜カイヘ〜するおりたたみガサ」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「あのスパイえ~がのクニのブランドならキングスマンででてきたよ~なモノにしてくんないかな~?」

 イブキは傘で銃弾を弾じたり、先端から射撃したりといった映画のワンシ~ンをイメ~ジしながら、


「やっぱし、いざってときにすぐブキになんのはカサだもんね!」


「アンタは一体なにと戦う気よ?」

 月夜がそう口を挟んでくる。


「ん? ゾンビ(月夜)とかウエタけもの(月夜)とかかな~?」

 イブキの中で襲ってくる存在は月夜だけのようだった。

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