ゆ~りょ~あぷリ。
いつものバス停にて――
「アマゾンのCEOがチキュ~にあるコウジョ~をぜんぶツキにイテンさせるケ~カクがあるとハッピョ~!」
イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事に興奮しながら飛びつくイブキ。
「ツキにゼンコウジョ~をうつしたら、コ~ガイもなくなるし、ツキのシゲンもユ~コ~カツヨ~できるしイイコトづくめじゃん! しかも、そこでつくったモノをツキからチョクセツいえにとどけてくれたら――」
イブキは月からロケットで射出された物が大気圏へ突入して自宅の庭に突き刺さるシ~ンをイメ~ジする。
「いいじゃん! はやいし、ハデだし! ツキからアナタのジタクにねらいうちっ!!」
そんな事を言っているイブキの隣では、
「へぇ~……スマホを七日間アンロックしないとデ~タ通信が不可能になる機能かぁ~……」
月夜がテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「これいいわね~。もし自分に不慮のなにかが起こったら最後の力を振り絞る必要がなくなるモノ! むしろパソコンやスマホには安全装置(デットマンスイッチ)がいるわよね! 有料アプリやデバイスでも喜んでお金だすわよ!!」
「そ~だよね! ジバクそ~ちはいるよねっ!!」
月夜の呟きを聞きとめたイブキが鼻息荒くそう言い切る。
「ウチはデ~タさえ消えてくれたら、爆発する必要は――」
「とくに月夜のはオンネンすさまじそ~だから――」
イブキが呆れ顔でそう言い放つのだった。
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