ものいイ。

いつものバス停にて――


「ステ〜キ屋が七月の平日限定で食べほ〜だいを行うかぁ〜」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「またやるんだ。近くのお店、ウチが行った三軒ともなくなっちゃったケド……」

食べほ〜だいの朝一からはいって全てを食べ尽くし、もう一軒を同じように制覇したのを思い出しながら、


「今度は三軒ぐらいいこ〜かしら?」

月夜がそんな底なしのような事を言っている隣では、


「アイスそ〜せんきょでモノいいゾクシュツかぁ〜」

イブキがそんなタイトルの記事を読んでいた。


「アイスなんてそのときのキブンでサイコ〜のモノがかわるから、シュチュエ〜ションこみでやんないと、ナットクできないヒトぞくしゅつだよね〜」

割と肯定的に読み進める。


「おなじモナカきぶんでも、モナお〜のときとチョコジャンモのときがあるし〜……エアコンのき〜いたトコでたべるのかエンテンカなのかでちがってくるモンね〜」


「アンタそんな事まで考えてたのっ⁉︎」


「アイスど〜はおくがふかいんだよっ!」


「その思慮深さを他のトコにまわしたら?」

イブキのアイス道を斬り捨てる月夜だった。

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