み〜ト。
いつものバス停にて――
「チュ〜ゴクすっごいなっ⁉︎」
イブキが国際兵器の記事を扱ったものを読みながら、そんな声を洩らした。
「いまセ〜サンケ〜カクチュ〜のジセダイ、アサルトライフルはレ〜ザ〜っ⁉︎ タ〜ミネ〜タ〜のミライセイカイでバンバンうってたアレっぽいのかな〜?」
イブキは髑髏を踏み潰しながら進む機械の戦車に空きは大型のドロ〜ンが飛び交い、カラフルなレ〜ザ〜が飛び交うシ〜ンを思い起こす。
「こんなふ〜になんのかな〜?」
瞳を輝かせながら、そんな事をいうイブキ。
「か、叶なっちゃった……」
月夜がオカルト系の記事を読みながら、
「ケンタッキ~州で――起こったのがケンタッキ~ってのも意味深よね~……」
「ん~……そらからニクがふってきたっ!?」
イブキが月夜のスマホ画面を覗き込むと、そこに書かれた見出しを読む。
「おぉ! カイキゲンショ~だっ!!」
「ウチが昨日、短冊に書いたからよ」
「でも、これ1876ネンのじけんだよ」
「――にしても肉って降ってくるのね~」
「そだね~」
「「ホント――こわやましいよね~」」
「「えっ!!」」
「うらやましい? ドコがっ!?」
「怖い? 食べ物がふってくるのよ?」
「ふってきたおニクなんてたべないよっ!」
「でも記事には食べた人もいるって書いてあるわよ」
「う~みゅ……アメリカすっごいな~」
変なトコを感心するイブキだった。
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