そふト。

 いつものバス停にて――


「マッチャソフトにクラウンメロンソフト――アイスもいいけど、ソフトクリ~ムもいいよねっ!」

 イブキが様々な色のしたソフトクリ~ムの画像を幸せそうな表情で眺めていた。


「のむソフトにもメロンミックスがト~ジョ~かぁ~……そ~いえば、すきなソフトクリ~ムのうえにさらにすきなソフトクリ~ムをのっける『おいソフト』なんかもあったよね?」

 イブキがカップソフトのうえにコ~ンソフトをぶっこんだ物をイメ~ジしている隣では、


「高校生のカワイイエピ~ド?」

 月夜がTwitterで話題のそんな記事を読んでいた。


「こ~ゆ~のって大抵、あんまり共感できないのよね~」

 そんな事を言いながら、先を読み進める。


「有名なお嬢様学校で挨拶は「ごきげんよう」ありがとうは「恐れ入ります」が校則だったんだけど、先生のいないトコでは「ごき!」と「おそれ~」って言ってたか~……確かにいちいちそんな事言ってらんないわよね~。お嬢様なんて友達にも知り合いにもいないから実際はわかんないケド……」

 

「あ~……でも、これはさらにないわ。夕方に帰宅途中で両手にソフトクリ~ムをもって交互に食べながら歩いてるJKを見かけた。こんな事する人いないってっ!」


「あ~……月夜。たぶんそれイブキさん」

 イブキが見せてくるスマホ画面にはソフトクリ~ムを器用に片手でもって自撮りした画像が表示されていた。

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