だんプ。

いつものバス停にて――


「おぉ! ロックマンはんばいびケッテ〜したんだっ!」

イブキがゲ〜ム系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「シリ〜ズのデント〜8コのボス、ステ〜ジをじぶんのすきなトコからはじめられる。いいね、ロックマンはこ〜でないとっ! さらにショシンシャやブランクしゃ――だいたいブランクしゃだとおもうけど……にやさしいナンイドせんたくがついか――へェ〜……そんなんあるんだ〜」

イブキがそんな事を言いながら、続きを読み進める。


「トラップやドボンなどのイッパツアウトをフォロ〜してくるなどのセッテ〜もカノ〜か、いいねいいね。しんシステムも――っ⁉︎」


「ロボットのちからをヒヤクテキにアップさせるダブルギアシステム――しゅ〜いのジカンがゆっくりながれるスピ〜ドギアにロックバスタ〜やチャ〜ジショット、とくしゅブキのいりょくがあがるパワ〜ギア。キュ〜チにおちいったときだけリョ〜ホ〜つかえるダブルギアの3シュルイがあるかぁ〜――おもしろそ〜はやくでないかな〜」

イブキがそんな事を言っている隣では、


「ぶつかり男警戒か〜」

月夜がそんな記事を読んでいた。


「新宿駅に現れた、女性を狙ってわざとぶつかる男? そんな人いるのね〜」

月夜が黒いリュックを背負った男の画像を見ながら、


「三〇秒の間に四人の女性とぶつかるか〜……」


「アブナイよね〜?」

イブキがそう口を挟んでくる。


「ただの不注意かもしれないケド、故意だったら危ないわね」


「ちがう、ちがう。もし、そのオトコのヒトが月夜にぶつかってたらバラバラになっちゃうよって」


「ウチはダンプカ〜かっ!」

重いバス停を軽々動かしながら、そんな事をいう月夜だった。

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