CBB-001。

いつものバス停にて――


「E3でカプコンからあたらしいアクションアドベンチャ〜ゲ〜ムがでるかも?」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「6ガツかいさいのゲ〜ムイベントE3でカプコンがだしたシュッテンリストのなかに、みなれないものがありシンサクではないかとウワサに――へェ〜そんなとこからスイサツしてんだ〜」

イブキがリストを見ながら、


Action/Adventure > Nintendo Switch・Action/Adventure > PC/Windows・Action/Adventure > Xbox One・Fighting / Wrestling > PC/Windows・Fighting / Wrestling > Sony Playstation 4


「これが、だされたリストかぁ〜……なるほど……なるほど……カンペキにリカイできたよ」

イブキは本当にわかってるのか、あやしい感じでそんな事を言う。


「2バンメのトコがウワサのトコかな? プラットホ〜ムがパソコンでアクションアドベンチャ〜の。でも、イブキさんがきになるトコは『Action/Adventure > PC/Windows」「Action/Adventure > Xbox One』かな〜……これってデッドライジングのコトだよね? フランクさんでるのかな?? もうゾンビまでなっちゃってるフランクさんにかてるキャラなんていないよねっ!」

意外に完全理解していたイブキは話題の箇所に首を傾げる、そんなイブキの隣では、


「こ、これは凄い発明だわ……人類はとうとうトンデモナイ物を作ってしまったのね……ごくり」

月夜がグルメ系アプリを見ながら、そんな事を言っていた。


「カップ焼そばのフタ裏にひっついたキャベツを振動で落とすマッシ〜ンっ! これは今年のノ〜ベル賞は決まったわね!」

月夜がそんなノ〜ベル博士が聞いたら助走つけてパンチされそうな事を言っていた。


「ゴムの力で振動するため電気は一切つかわない……これは……つぎのル○ィの技も決まったわね……キャベバンバン……これは今年の日本を席巻するわっ!」


「でも、フタウラペロリストの月夜としてはそんなモンでたらさびし〜んじゃないの?」


「勝手に変な肩書きつけないでよっ!」

イブキの横槍にそう返す月夜だった。

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