これなニ?

 いつものバス停にて――


「アイスのなかでシジョ~サイコ~けっさくとのよびゴエもある。ホ~ムランバ~を3000コもムリョ~ハイフっ!」

 イブキが真っ白なアイスバ~の画像を熱い眼差しで見つめながら、


「ホ~ムランバ~、あずきバ~……ニホンのニダイバ~……そのうちの1コをこのあつくなりはじめたジキにムリョ~ハイフすんなんて……ヘタするとシシンがでるよ……」

 イブキは炎天下の下、アイスバ~に殺到する人の波をイメ~ジしながら、そんな物騒な事を洩らす。


「これなにかしら?」

 イブキがなんとかアイスバ~暴動を防ぐ方法を考えている隣では、そんな声を洩らしながら首を傾げていた。


「台車? 持ち手はそんな感じだけど……荷台がこれじゃぜんぜん物なんて載らないし……」

 月夜が森の中に打ち捨てられた機械を見ながら。


「前と後ろに空気取り込み口とそれを圧縮発射する発射口みたいなモノあるケド……乗り物なのかな??」

 画像を見て、観察すればするほど疑問が湧いてくる月夜。


「さっきからなにいってんの?」

 そう言いながらイブキがスマホ画面を覗き込んでくる。


「ぬっ!? ドルボ~ドじゃんコレっ!!」

 画像を見るなり、そう言い放つイブキだった。

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