こおリ。

 いつものバス停にて――


「スマホやパソコンをパスワ~ドをこまめに変えるのを推奨していた国とヤフ~が意見を真逆に転換、パスワ~ドの定期変更でセキュリティが向上する事はないと意見を変える――そ~いえば、一年ぐらい前はさかんに定期変更を推奨してたわね~……」

 月夜がテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読みながら少し前の事を思い出す。


「ふむふむ……定期的に変える事によってパスワ~ドが単純化してかえって危険になる。むしろ複数のアカウントで同じパワスワ~ドを使いまわさない方が効果的かぁ~……でも、何個もパスワ~ドあるとどれがどれかわっかんなくなっちゃうのよね~……大抵、三回間違えると数時間ロックされたりもするし……」

 月夜がそんな感じセミュリティに渋い顔をしている隣では、


「おぉ! カキゴオリをさらにおいしくしてくれるカキゴオリキっ!!」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事に喰いついていた!


「イブキさんチのアイヨ~『ペンペン』もそろそろインタイかな~……」

 イブキは年季の入ったペンギン型のカキ氷製造機を思い出しながら、


「ほ~ほ~ヒ~タ~キノ~をト~サイしてワタユキのようなふんわりとしたカキゴオリをつくれるっ! いいね、いいね!! しかもゼンジド~でボタンをおすだけ、もうハンドルをまわしてガリガリするヒツヨ~ないんだっ!!」

 神機能きたといわんばかりに、


「これでコトシのナツはカキゴオリライフにっ!」


「アンタいっつも掻き込んでるケド、味なんてわかんの?」


「カキゴオリのだいごみは、あの『アタマキ~ン!』がないとねっ!」


「じゃ、フワフワでもフツ~のやつでも一緒じゃない」

 そう返す月夜だった。

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