いっしョ。

いつものバス停にて――


「おぉ! ドラクエVRのセンコ〜たいけんレビュ〜がでてるっ!」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事に飛びついた!


「さいしょにシンチョ〜などをニュウリョク? なんでそんなんいれるのかな?」

首を傾げながら続きを読み進める。


「シンチョ〜でプレイヤ〜のグラフィックがへんかする。へェ〜……そなんだ。ソ〜ビはせおうバックパックとヘッドマウントディスプレイ。センシならケンとタテのコントロ〜ラ〜。うん。もう、なんかおもしろそ〜」

イブキがそんな風に興奮している隣では、


「ネコと一緒に食べれる缶詰っ!」

こちらもそんな記事を読みながら興奮していた。


「中身はサラワの幼魚サゴシ――クセが少なく淡白な味わいの水煮。ウチには薄味かもしれないケド、ネコと一緒に食べれるんならいいかな〜」

水煮の詰まった缶詰とネコの画像を見ながら、


「いっしょにたべれるのはい〜けど、かんじんのネコはど〜すんの?」

イブキがそう言って口を挟んでくる。


「そ、それは……」

イブキの言葉に口籠る月夜。


「こ、これから見つけるのよ」


「ふ〜ん……ショ〜ミキゲンないにみつかるとい〜ね」

月夜にそう返すイブキだった。

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