えいぷりるふ~るつぅ~。

いつものバス停にて――


「むきょかのドロ〜ンをゲキタイするジュ〜がすごい?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ふ〜みゅ……うたれたドロ〜ンはそのばにしずかにおりるかもちぬしのトコにもどるのか〜……うたれたシュンカンにバクハツシサンしてくれたほ〜がうったがわとしては「やったぜっ!」ってなんだけどな〜……もしくはツイラクしてジメンにゲキトツしてシサンするとか〜」


「やっぱしこ〜やったたカンがほし〜よね!」

イブキがそんな風に無許可ドロ〜ンをど〜して四散させたがっている隣では、


「…………」

月夜っぽいモノがバス停によりかかっていた!


「どしたの? くさったシタイみたいなカオして」

イブキがそんな月夜の様子に気づいて声をかける。


「……これ」

辛うじてそれだけ絞り出したといった声とともにスマホ画面を見せてくる。


「4ガツのまででギュ〜ドンはシュウリョ〜?」

スマホ画面には某牛丼チェ〜ンのTwitterでそんな事を発信していた。


「月夜。これエイプリルフ〜ルのネタだよ」


「えっ!」

瞬足で起き上がる月夜。


「ほら、ここもとこにエイプリルフ〜ルのハッシュタグついてるもん」


「ほ、ホントだ……」

月夜はそれを確認して安堵の息を洩らす。


「全く、牛丼がなくなるなんてこの世の中の終わりかと思ったわよ」


「そこまでなんだ……」

月夜の大袈裟な物言いにあきれるイブキだった。

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