げんしょ〜け〜コ〜。

いつものバス停にて――


「う〜みゅ……ニホンせ〜ふはほんじつリョ〜シコンピュ〜タ〜を『リョ〜シコンピュ〜タ〜』ってよばないコトをケッテ〜した……なんかややこしいな……」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「こくさいてきにリョ〜シコンピュ〜タ〜のテ〜ギがアイマイなためにシヨ〜をひかえるとする。と〜ぶんは『こくさんケ〜サンキ』とよぶ……」

イブキの脳裏に電卓のイメ〜ジが浮かぶ。


「ダサいっ⁉︎ もっと……こ〜……『ヤマト64Zがた――』みたいなカッコいいコショ〜にすればいいのに……」

イブキがそんな厨二全開な呼称を洩らしている隣では、


「そ、そうだったんだ……」

月夜が絶望的な表情で、


「どしたの月夜。アポロのピンクのトコだけたべられちゃったよ~なカオして」


「そんな顔してないわよっ!」

 イブキにそう返してからスマホ画面を見せながら、


「なんかコンビニのおにぎりが年々小さくなってんだって」


「へェ~……そ~だったんだっ!? ぜんぜんしんなかった。でも、なんでちっちゃくなってんの?」


「お米の価格が上がってんだって」


「あ~……な~るほどね~」


「ホント、ショックよねっ!!」


「いや。イブキさんはちっちゃいほ~がたべやすくっていいかな~って……」

 怒る月夜にイブキはそう言うのだった。

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