〜なラ。

いつものバス停にて――


「へぇ〜……iOS11から加わった新機能、画面を録画できる『画面収録』機能か〜」

月夜が使っているスマホの新機能を見ながら、そんな事を言っていた。


「画面キャプチャ〜が動画にも対応したのね。設定からコントロ〜ルセンタ〜→コントロ〜ルをカスタマイズ→コントロ〜ルを追加で『画面収録』の順やれば使えるようになるのか〜」

月夜がそんな事を言っている隣では、


「シャトレ〜ゼでしんさくアイスっ⁉︎」

イブキがそんな声をあげていた。


「アイスのなかにチョコをおりこんだアイスバ〜――これはたべとかにとねっ!」


「ぱきっとしてゴりっとしてゴロっとヘンカするショッカン……」

イブキは頭の中でイメ〜ジしながら、


「なるほど、カンゼンにリカイしたわ」

言葉は違いあまり理解できてなさそうな表情でいうイブキ。


「ねね。 月地もいくでしょ?」

アイスバ〜の画像を見せながら、


「えぇ! ど〜しよっかな〜まだ寒いし……」

まだ若干の肌寒さを感じる初春の気温を感じながら、


「もうちょっと、暖かくなってからのほうが――」


「でも、これキカンゲンテ〜のムリョ〜ハイフでなくなりしだいシュ〜リョ〜だよ」


「……行く」

アッサリとそう変わる月夜だった。

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