いめ~ジ。

いつものバス停にて――


「アメリカで学校内での銃乱射事件の解決策に教師に武装させて訓練を施すと大統領が発言――う〜ん……なんかすっごいナナメ上の解決法な気がする」

国際ニュ〜スの一面にあった、そんな記事を読みながら、


「なんか、こんなんしたら教師が真っ先に撃たれそ〜な気がするし……でも、解決策なんてないよね。武装する権利を認めてる国だし」

月夜がそんな事を言っている隣では、


「んぐんぐ……オトコのヒトのほとんどはネイルがきらいっ⁉︎」

イブキがバケツのような大皿に山盛りになったポテトを食べながら、そんな記事を読んでショックを受けていた。


「なに食べてんの?」

月夜はそう言いながら、山盛りのポテトを一個拝借する。


「いま、このバケツポテトやっすいんだよっ! ポテトアイコ〜カのイブキさんとしてはかっとかないとっ!」

そんな事を言った後、


「でも、こんだけがんばってんのにダメなのかぁ〜」

ポテトのアブラが少しついた指先を眺める。


「イメ〜ジもあると思うケドね。ほら、男性のネイルのイメ〜ジって芸能人みたいに派手でゴテゴテとかキラキラのラメってゆ〜イメ〜ジじゃない? 爪にジェルぬってるだけの娘はたぶん気づいてないと思う」


「そっか〜これば、こるほど……」


「それにゴテゴテネイルつけてる娘はあんまり家事をしないって思われてるみたいよ」

そういってネイルに否定的男性の意見をスマホ画面に表示させる。


「え〜! 月夜のがやってないモン! まちがってるよソレっ‼︎」


「イメ〜ジだから、仕方ないじゃない」

イブキの抗議にそう返す月夜だった。

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