しんきさんにュ~。

 いつものバス停にて――


「ふ~ん……焼肉でもいろいろ希少なお肉とかあるんだぁ~」

 質より量な月夜は三〇〇〇円食べ放題でも十分満喫できるのだが、だからといって質にこだわっていないワケではない。


「処女牛? 雄牛と比べると、太らせにくく飼育も困難でもちろん流通数が少ない。特徴は飽和脂肪酸が多く、脂もサラっとしてしつこくない」

 おいしそうな焼肉の画像を見ながら、


「とくに黒毛和牛のハツ――心臓は筋肉質でしっかりとした歯ごたえなのに硬すぎず、絶妙な感触!」

 そこまで読んで、


「そっか~処女の心臓っておいし~のか~」

 月夜がそんな邪教の司祭のようなアブナイ事を言っている隣では、


「グ~グルがゲ~ムさんぎょ~にサンセンっ!?」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んで驚いていた。


「しかもセンヨ~ハ~ドもカイハツチュ~とのジョ~ホ~もっ!? う~みゅ……いまのコンソ~ルビジネスにわりこむのはケッコ~たいへんだとおも~けど、ギョ~カイをコウシツカしないためにはこ~ゆ~あたらしいチョ~センシャのソンザイもひつよ~だよね!」


「ストリ~ミングほ~しきでゲツガクカキンせ~なんだ~……なんかまえにもRPGでユ~メ~なトコがやってたよ~な~……」


「グ~グルもやるならアップルもやるかもしれないわね?」


「ふふん♪ アップルはむかしバンダイとキョ~ド~してピピンアットマ~クってゲ~ムきつくってゲ~ムしじょ~もっともうれなかったハ~ドとしてキロクされてるから、それはないとおもうよ」

 イブキがそういって真っ白なハ~ド機の画像見せてくるのだった。

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