よんまイ。

いつものバス停にて――


「う〜みゅ……やはり、キノ〜のゲ〜ムソフトはんばいてんはギョ〜レツかぁ〜。ト〜キョ〜とかは8ジに50ニンとかのってるなぁ〜」

イブキがゲ〜ム情報をみながら、そんな事を洩らしていた。


「キラ〜タイトルだモンね〜。ロ〜ドおそかったり、なんかβばんのほ〜よかった。ってのは、たぶんショニチでたくさんのヒトがやってたからだよん? じょじょにカンワされてカミゲ〜になるよね?」

イブキが虚ろな瞳でそんな事を言っている隣では、


「ダブルを超えた……」

 月夜がそんな事を呟いていた。


「四枚のパティに二枚のチ~ズ……いいじゃないっ! ホントは四枚といわずに八枚とかにしたいトコだけど……」

 月夜はアニメや漫画の中でしかアリエナイ絶妙なバランスで積み上げられたパティのタワ~をイメ~ジする。


「やっぱし、一度はこ~ゆ~の食べてみたいわよね~♡」

 ウットリしながら、どうやって食べるか想像もできないハンバ~ガ~を食べる姿をイメ~ジする。


「そんなデッカイのど~やってたべんの?」

 イブキも当然のように聞いてくる。


「そんなの真ん中のパティ部分からガブリと――」


「そ~したらバランスくずれてたおれちゃうんじゃない?」


「バランス崩れたら倒れる前に『ガブガブ』と倒れそうな物から順に食べて――」


「そんなたべかたできんの月夜だけだよ」

 イブキのイメ~ジ内でバランスを崩したパティが崩れ肉汁塗れになったイブキがそう言ってくるのだった。

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