まかいゾ~。

 いつものバス停にて――


「この寒い冬には中華まんがピッタリ――コンビニ三社のピザまんを食べ比べてみたかぁ~……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「セブンはトマトともっちり感がいいかぁ~……ロ~ソンはベ~コンがはいっており、肉感満載で食べ応えは一番、ファミマは一番チ~チ~ズしており中から溢れてくるほど、トマトソ~スもしっかりと絡み食べ応えアリかぁ~……こレビュ~を読んだ感じじゃロ~ソンがウチ好みかなぁ~……まあ、全部食べんだけどね」

 月夜がそんな事を言っている隣では、


「バスタブをユ~ジンドロ~ンにカイゾ~っ!?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「すっごいなバスタブのヨスミにプロペラつけてホバ〜キノ〜つけるなんてガンペリ〜みたいっ!」


「でも、ど〜せとばすならバスタブじゃなくってベッドだよねっ! ねながらイド〜できんなんてサイコ〜じゃんっ‼︎」

イブキはウトウト夢現のままどこへでも運んでくれるベッドをイメ〜ジする。


「あぁ……いいよね〜……」

そんな事を洩らすイブキに、


「ホントにっ⁉︎」

月夜が口を挟んでくる。


「だって、ベッドで移動ってコトは……他人に寝起き直前やパジャマ姿とか見られちゃうんだよ」


「う〜……そういわれると、あんまりよくないかも?」

女子高生の朝は何かと準備が必要な事情があるのだった。

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