りゆ〜がひどイ。

いつものバス停にて――


「う〜みゅ……デッカいイヌをマクラにしなおほうがいいかぁ〜……」

イブキがイヌを飼っていない人がやってみたい事をオススメしないという記事を読みながら、


「いっけんモフモフにみえても――じっさいモフモフしててもイヌマクラはスイミンちゅ〜にムズムズうごくし、ときどきクシャミとかでスイミングぼ〜がいされる、サイアクなのがオナラをされたバアイとてもねむれない……そっか〜イキモノだもんね〜イヌのおなかにカオうずめてモフモフマクラはやんないほ〜がイイのかぁ〜」

そんな幻想殺しを味わっているイブキの隣では、


「あぁ……それはないわぁ〜……」

月夜はLINEのメッセ〜ジを見ながら、そんな事を洩らしていた。


「ん? どったの??」

それを聞きとめたイブキが訪ねてくる。


「いや〜。クラスのコが遅刻しそ〜なんだケド、いい言い訳考えてって無茶振りされて、ちなみの前に「心臓がなんか変」って遅刻理由に書いたらダメだったみたいで」


「う〜みゅ……ネコがベランダにいたは?」


「それ遅刻理由になんの?」


「ネコがベランダにいた→カワイイくてみちゃう→そのままジカンすぎちゃう、でもカワイくてみちゃう→チコクしちゃった」


「わかりにくっ!」


「そっかな〜? じゃ、アマのがわみたくってよふかししたは?」


「いや、今冬だし季節感なくない?」


「じゃ、ふゆやすみだとおもったは?」


「もう終わってから何日も経ってるじゃない」


「おしかったは?」


「それは遅刻理由じゃなくて遅刻した後の感想」


「フツ〜にタイチョ〜フリョ〜」


「ここでやっとソレがでるんだ」


「――って、ホントはそのコなんでチコクなん?」


「お風呂入ってたって」


「マイペ〜スだね〜」

朝の出来事だった。

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