ふらイ。

 いつものバス停にて――


「コクサイうちゅ~ステ~ションのガイヘキにビセ~ブツはっけんっ!? チキュ~ガイセ~メ~タイかっ!?」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ビセ~ブツってトコがちょいよわいけど……ど~せハッケンされんならマドに『バ~ン!』はりついててくれたらいいのに」

 窓ガラスに張り付くタコ型の宇宙人の姿をイメ~ジしているイブキの隣では、


「あのフライドチキンのチェ~ン店が福袋販売?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあた、そんな記事を読んでいた。


「フライドチキンの福袋……」

 月夜はニワトリが丸ごと揚がった姿をイメ~ジする。


「いいね。いいじゃない!! ん――?」

 そんな事を言いながら、下記の関連項目に何かを発見する。


「浴槽がフライヤ~にっ!? フライドチキンの香りがする入浴剤っ!! いいじゃなっ!!!」


「月夜っ!?」

 その様子を見ていたイブキが驚きの声を上げる。


「月夜はフライドチキンをたべたんでしょ? フライドチキンになりたいたいじゃなくって」


「ふふん♪ 最近は肉好きが行き過ぎてフライドチキンになっちゃった声優とかいるの知らないの?」


「そんなヒトがいるのっ!?」


「まあ、ウチは牛丼こそ至高だと思ってるからいつか牛丼に――」


「なっちゃうのっ!?」


「――言われてみれば、なるより食べる方がいいかも? じゅるり」

 少し思案した後にそう言う月夜だった。

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