わナ。

 いつものバス停にて――


「プルコギまんかぁ~……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、コンビニの新商品を見ながら、


「へぇ~……三角形なんだ……食べ難そう……かな? いやいや、問題は味よっ! 味っ!!」

 そんな事を言いながら続きを読み進める。


「えっと……レビュ~はっと……梨の果汁とニンニクとタマネギで仕上げられたフル~ティ~なタレと肉と春雨にニンジンとタマネギを甘辛に似た逸品。ほほ~……いいじゃない! これは食べてみないとね……じゅるり」

 月夜がそんな事を洩らしている隣では、


「えいっ! あぁ! しんでよっ! えいえいっ!!」

 イブキがなにやら不吉な事を口にしながら、スマホをいじっていた。


「なにやってんの?」


「ん? ほら、このゲ~ムやってんの――シニガミになってグ~ゼンをよそおってジコシさせてタマシ~をかるゲ~ム」


「なんて陰キャ的な……」


「それがケッコ~おもしろんだよっ! プ~ルでパ~ティ~してるリアジュ~どもにデンセンをきらして、ぜ~いんカンデンシさせるとか――たかいとこにボロいカンバンせっちするとか」


「まあ、ほどほどにね~」

 月夜はさほど興味なさそうにそう返す。


「月夜ならブタニクイチマイあればぜんぜんヨユ~だよっ!」


「いやいやいやいや! さすがのウチも落ちてる物はたべないわよっ!!」


「ギュ~ドンでも?」


「うっ! し、シチュエ~ションによる……」


「フツ~のヒトはおちてるモンたべないよ月夜」

 逆に呆れ返されてそう言われる月夜だった。


これは『小説家になろう』で55件目のブックマ~ク登録数を更新した時に執筆されたものです。

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