せんコ~。

 いつものバス停にて――


「ふ~みゅ……ヒョ~ジョ~をよみとってあいてジブンのアバタ~にもおなじカオをさせるVRデバイスかぁ~……」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読みながら、


「そ~いえばあたらし~PSVRもレビュ~きかないなぁ~? はんばいまえのジョ~ホ~だとよさげだったけど、かずでまわってないのかな?」

 イブキがそんな感じに洩らしている隣では、


「カップヌ~ドルパスタにハ~ブフィレチキン串かぁ~……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、新商品を読み漁っていた。


「もう少しおもしろそ~な話題ないかな?」

 そんな事を言いながら、画面をスクロ~ルさせ、自分の興味を引きそうな記事を探す。


「南極に巨大大穴が出現? あんまり興味ないなぁ~……」


「ガリガリ君は溶かしてジュ~スとしても飲んでもおいし~……おっ! 牛丼屋さんでオデンの販売を開始かぁ~……これはなかなかおもしろそ~」


「んっ? 故人がコ~ヒ~牛乳が好きな人のために作られたコ~ヒ~牛乳のにおいがする線香? へぇ~いいじゃない」

 月夜が外箱もパックのコ~ヒ~牛乳っぽく作られた線香の画像を見せながら、


「こ~ゆ~のいいよね~」


「そう? イブキさんはナンキョクのオオアナのがきになるけど……」


「そんなのど~だっていいわよ。へぇ~……ほかにもスイカやカレ~のバ~ジョンもあるんだ~」


「でも月夜は――」


「ウチはもちろん牛丼よっ!」

 今日も平常運転の月夜だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます