おとモ。

 いつものバス停にて――


「ペケBOX360の――キュ~シキのペケバコのコントロ~ラ~のサイシュ~ショクさきがすごい?」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事に興味を惹かれていた。


「なんだろ? フツ~にかんがえたら、つぎサイシンキシュでもつかえるとかだけど……」

 そんな事を言いながら、先を読み進める。


「んっ!? サイシンのコ~ゲキガタセンスイカンのセンボ~キョ~をソ~サするのにペケバコのコントロ~ラ~がサイテキ? へぇ~……そなんだっ! じゃ、じゃ。イブキさんがそれやったらサイキョ~のサブマリンがタンジョ~しちゃうなっ!」

 イブキがそんな根拠のない発言をしている隣では、


「女性一〇〇に調査した最強の御飯のお共?」

 月夜がそんな記事を読んでいた。


「そんなのアレに決まってるじゃないっ!」

 月夜はさも当然のごとくそう言い切りながら記事の続きを読み進める。


「三位はタマゴ、TKGは基本よね~シンプルながら安定したおいしさ、二位は納豆、これも朝の定番よね~臭いさえなんとななれば味も栄養も最高だし――さぁ、一位はもちろん牛ど――」


「あれ? メンタイコってなってるよ」

 月夜のスマホ画面を覗きこみながら、そう言うイブキ。


「えぇっ!? 米に合うものって牛丼以外ないじゃないっ!!」


「そんなコトいってもトップ10はおろか、ず~~~~~~~~~~っとしたのほ~みてもはいってないよギュ~ドン」


「そっか! みんな当たり前すぎって失念してるのねっ!!」


「そもそもゴハンのおともにギュ~ドンっておかしくない?」

 本日も牛丼愛炸裂中の月夜だった。

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