かみあぷリ。

いつものバス停にて――


「そ、そんな……こんなホ〜ホ〜があったなんて……」

ゲ〜ム系アプリを見ながら、イブキが驚愕の表情をしている。


「8でオメガよりすばやさがウエのキャラがポ〜ションをオメガにあたえつづけたらオメガのコ〜ド〜をヨクシできるっ⁉︎ おか〜さんこんなホ〜ホ〜があったよっ!」

イブキは小さい頃ど〜して倒せなくて母親に泣きつい過去を思い出しながら、


「そ〜ね〜……ゼルの『デュエル』でけずりきっちゃうのはどお?」


的確なアドバイスに従って強敵を降したのは、それから、しばらくしての事だった。


「あのクロ〜が……まあタッセ〜カンはんぱなかったけど……」

イブキがそんな幼女時代の頃を振り返っている隣では、


「月額一九八〇円で飲食店からでた食品ロスをいただけるマッチングアプリっ⁉︎」

グルメ系アプリの中にあった、そんなニュ〜スに歓喜していた。


「神アプリじゃないっ! 毎日、牛丼とか牛丼とか牛丼が食べれるのね〜……なんて素敵なアプリ……じゅるり」


「マッチングならジブンでえらべないんでしょ?」


「そ~ね~」


「キライなモノだったらど~すんの?」

 イブキが自分の苦手な辛口カレ~やフニャフニャメロンパンを想像しながら、


「ウチ嫌いな物なんてないモンっ!」

 事も無げにそう言い切る月夜だった。

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