りありてィ~。

いつものバス停にて――?


「焼肉屋さんが大学生割りかぁ〜……」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「いいなぁ〜……二五〇〇円で九〇種類以上が食べほ〜だいっ! ウチは高校生だから一〇〇〇円ぐらいにしてくんないかな〜? 女の子だし、そんなに食べれないし」

冗談なのか、そんな事を言っている月夜の隣では、


「も〜すぐハツバイのマ◯オオッデセイにリケジョが「ブツリテキにありえない」とブチギレ?」

イブキがゲ〜ム系情報の中にあった、そんな記事に首を傾げていた。


「まあ、マントでそらとんだり、カメさんがあるいたりハネはえてたりするセカイにツッコミをいれられても~……」

 イブキはそんな事を言ってから先を読み進める。


「チュ~ネンぶとりタイケ~のマ〇オがジブンのセタケのなんばいもたかくとべるのはおかしい? う~みゅ……いわれてみればそ~かも? なになに……もしキカイなんかのホジョでたかくジャンプできたとしてもチャクチのショ~ゲキでチヌかアシのホネがタイガイにでちゃうよ~なジュ~ショ~をおうかぁ~……そっかな~……」

 イブキは隣で無意味に八メ~トルぐらいジャンプしている月夜を見ながら納得できないような表情で洩らす。


「もっともチュ~ジツなのはスペランカ~。ジブンのセタケとおなじぐらいのたかさからのラッカでもチヌかの~せ~がある……」

イブキは自身の三倍ほどの高さから着地した月夜の跡――地面に蜘蛛巣状のヒビとベッコリへこんだ地面を見ながら、


「やっぱしスペランカ~はヒンジャクすぎるとおも~」

 月夜がブロックを素手で粉砕して中からコインを取り出してるのを見ながら、そう呟くイブキだった。

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