だい2まク。

 いつものバス停にて――


「ハチなんてイブキさんにかかればイチコロだもん!」

 そう言いながら勢いよく拳を突き出すイブキ。


「そう? オオスズメバチとかに追っかけられると、泣きそうなぐらい怖いわよ! 羽音もすっごいおっきいし」

 月夜は身振り手振りを交えつつ蜂の怖さを伝えようとする。


「え~! イブキさんのがデッカいしダイジョブだよっ!!」


「刺されるとすっごい痛いわよ~」

 おどかすような口調で言う月夜。


「う~ん……『シュパっ!』ってよければオ~ケ~!」

 イブキは反復横跳びのような動作をしながら、


「そ~いえば刺されるで思い出したけど、昔は蜂に刺されたらオシッコかけたらいいとか言ってなかった?」


「え~! そんなのメ~シンだよ」


「今は信じてないわよ! 鼻血でたら首のうしろ叩くとか」


「なんか、そんなコトするとヨケ~アッケしそ~なきがする……」


「突き指したら引っ張るとか、タンコブできたら砂糖水をかけるとか」


「なんか……ぜんぶやっちゃダメなコトのよ~な……」


「男子高生でコ~ヒ~牛乳を飲んでるのが攻めでイチゴ牛乳は受けとか!」


「そ~なの?」


「そ~ゆ~迷信っぽいのがあったのよ」


「へぇ~」

 興味のなさそうな返事をするイブキだった。


 これは『小説家になろう』で51件目のブックマ~ク登録を記録したときに記念として執筆されたものです。

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