の~ないすきゃン
いつものバス停にて――
「マック対マクドはマクドの勝利で正式名称はマクドに決定ね~」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読みながら、
「でも、結局みんなマックってゆ~んだろ~なぁ~……ウチはどっちも食べたケド、どっちもおいしかったけどな。ロ~ストビ~フバ~ガ~はハムじゃない? っていう人もいたけど……確かに厚切りハムステ~キっぽかったけどおいしかったなぁ~……じゅるり」
月夜が思い出しじゅるいをしている隣では、
「ヒトのかんがえてるコトをよみとれるインプラントがカンセイっ!?」
イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんなSFっぽいニュ~スに驚いていた。
「インプラントはすっごくちいさいマイクロセンサ~できづかれずにしこむコトがカノ~かぁ~……う~みゅ……こんなんたべものとかにまぜられたらゼッタイきづかないよねっ!」
そんな事を呟きながら隣の月夜にスマホ画面を見せつつ、
「みてよ月夜!」
「ん~?」
「みてみて。ヒトのかんがえてるコトをよみよるキカイだって!」
「えぇ!!」
月夜はつい最近、煩悩全開で歩いてたビックサイトを思い起こし、
「な、なんて……恐ろしい……も、もしあの時、頭の中を読まれたらウチは生きていけないわっ!!」
月夜はそう言って恐れおののくのを頭上に『?』を浮かべて見てるイブキだった。
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