しゅ~ふク。

 いつものバス停にて――


「某コンビニチェ~ンがインスタ映えのする牛丼を販売? まあ、これで流行れば、もっと女の子がいっぱいくるよ~になるかな~?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、記事にそんな返しをしながら、


「へぇ~……今年の秋には袖元がひろがった服が流行りそ~なんだぁ~……」

 牛丼の画像を見た直後に可愛いフレアスリ~ブを着た女の子の画像を見る月夜。


「今年は手首で魅せる! フレアスリ~ブが貴女を簡単に華奢な印象にみせてくれますかぁ~……」

 そんな事を呟きながら、バス停を片手でもてあそぶ月夜の隣では、


「われたスマホがめんがジド~シュ~フクっ!?」

 テクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事にイブキが驚きの声を上げていた!


「そ、そんなユメのギジュツが……」

 イブキの歓喜の呟きに、


「そんなに落とさないじゃない」


「え~!」


「それにほら! 落としたとしても地面に着くまで一瞬、間があるじゃない? そこを『パシっ!』っと拾えば割れる心配なんてないじゃない」


「……そんなコトできんの月夜だけだよ」

 呆れ顔でそんな事を洩らしながら記事を読み進めるイブキ。


「われたカショをユビでなぞって、あとはネツ? ネツをつかってジド~シュ~フクするギジュツ……ふ~みゅ……すっごいギジュツだぁ~!」


「そうそう――」


「だから! そんなんできんの月夜だけっ!!」

 超JK級の身体能力前提の意見に対して、そう返すイブキだった。

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