ちょ~しょク。

いつものバス停にて――


「ゲ〜ムあるあるかぁ〜……」

イブキがゲ〜ム情報の中にあった、そんな記事を興味津々で読んでいた。


「ゲ〜ムジッキョウ〜をみて、やってみたらイガイにむつかしかったはあるよね〜……ジッキョ〜シャってケッコ〜うまいヒトおおいもん」

そんな事を洩らしながら、続きを読み進める。


「RPGであたらし〜ブキをかったらダンジョンのタカラバコからポロリ――これもあるよね〜。あたらしいマチについてブキかったら、おなじマチのホンダナから、そのブキのレシピニュ〜シュとかもよくあるっ!」

イブキがゲ〜ムあるあるに強く賛同している隣では、


「高校生の朝食を調べた結果二〇〇五年以降はじめてパン派が上回るかぁ~……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「みんなパンくわえてト~コ~するコトでフラグたてよ~としてんじゃないの?」

 イブキが横から口を挟んでくる。


「アンタじゃないんだから、そんな事ないでしょ」

 呆れ顔でそう返す月夜。


「え~! みんなゼッタイ、フラグこ~ちくのためにパンにしたんだよっ!! イブキさんのそ~するモンっ!!!」


「でも、アンタってパンなんて咥えてきた事ないよ~な……」


「ないよ。あんましスキじゃないモン」


「あっ! そ~なの」


「月夜はどっちハなの?」


「ウチはどっちも」


「月夜らし~ね~」

 そういって納得するイブキだった。

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