こ〜ド〜

いつものバス停にて――


「イケヤでザリガニかぁ〜……まえ食べた時は割とうまかったケド、今回もやるのかぁ〜……」

月夜がスェ〜デンの伝統料理を思い起こしながら、


「もっと泥くさいかな〜って思ったら、それほどでもなかったし、今年も行こっかな? おっ! 持ち帰り用の冷凍ザリガニもあるんだ?」


「なんかかわなくても、そのへんでとれそ〜じゃない?」

月夜の声を聞きつけてそう言うイブキ。


「さすがにその辺で獲れるとは種類が違うじゃない?」


「そっか〜……んっ!」

スマホ画面を見ながら月夜の対応をしていたイブキがその時なにかを見つける。


「みてよっ! BBQでニクばっかしたべるオンナのコはオトコのヒトにキラわれるってっ⁉︎ 月夜たいへんじゃん!」


「ふふん! ウチは野菜やトウモロコシも満遍なく食べ尽くすわよっ!」


「それはさらにダメのよ〜な〜……」


「もっと言うと、ウチはBBQ用に自分専用のアミを持っていくわよっ!」

自信満々でそういう月夜。


「アミじさんのオンナのコはモテないとおもう……」

月夜が背中にデッカいアミを背負った姿を想像しながら、そう言うイブキだった。

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