イブキのゆ~ツ。
いつものバス停にて――
「魔法瓶のメ~カ~がゴハンが炊ける弁当箱?」
月夜が水筒のよな物に生米と水をいれて、ホカホカのお米が炊けてるイメ~ジをする。
「ちょっとど~ゆ~事なんだろ? なんにもしなくていいのかな??」
首を傾げて、そんな事を言いながら記事のさきを読み進める。
「あっ! 電子レンジ使うんだ~……」
記事を読み進めると、少し残念そうに洩らす。
「生米と水をいれてレンジで八分、その後に保温で三〇分蒸らすと完成かぁ~……なんかフツ~にレンジで炊ける容器とかでいいような気がする。なんとかして電子レンジを使わないで作れるならすごいかったのになぁ~」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「あ~……わかるな~」
イブキがなにかを見ながら、共感していた。
「なんかヨテ~いれてたのしみなんだけど、ちかづいてくるとナゾのメンドくさかんがでるの……」
「アンタそんな事なんの?」
「うん~。とくにリユ~もないし、いざいけばソ~ト~たのし~んだけどね。なんかね~メンドクさいとゆ~か……」
イブキもうまく言葉にできずにそんな事を言う。
「もしかしてウチの食べほ~だいにイヤそうな反応をするのっ!?」
「いや。それはハッキリいやっ!」
月夜に付きあって何度か食べ物を口に詰めて後ろにひっくり返った経験を思い出しながらハッキリ言い切るイブキだった。
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