なのとム。

いつものバス停にて――


「肉づくしピザっ⁉︎」

グルメ系アプリを見ていた月夜がそんな歓喜の声を上げる!


「鳥と豚の二種類でクワトロコケ〜コッコとクワトロポポポポ〜ク……う〜ん……ネ〜ミングセンスはともかく、トッピングがすべて肉というコンセプトはウチの好みっ!」

そんな事をいっている月夜の隣では、


「であったヒにコクハクしてくるオトコのヒトのホンネ?」

イブキがそんな恋愛系の記事を読んでいた。


「う〜みゅ……そのヒにいわれたとしても「そんなにイブキさんのミリョクにやられちゃったのねっ!」と、しかおもわないけどなぁ〜」

 そんな事を洩らしながら、先を読み進める。


「イチバンは「つぎにあえるかわかんないからスキっていう」かぁ~……そ~だよね! イブキさんみたいなデッカいサカナはそうそういないしねっ!!」

 仕方ないなぁ~といった表情をしながら、そんな事を言うイブキに、


「そりゃ~アンタみたいな「ナノマシンかよっ!」ってぐらい極小の魚がかかったら男性もビックリするわよね。こんな小物もう見る機会ないから思わず好きって言っちゃうかもね」


「ち、ちがうモンっ! イブキさんはデッカいサカナだモンっ!! イブキさんもムネぐらいおっきいモンっ!!!」

 一生懸命そう力説イブキに優し気な表情の月夜は、


「イブキ……ナノマシンサイズとはいえ完全な無の貴女の胸と一緒にしたらダメよ」

 どこまでも優し気な表情でトドメを刺す月夜だった。

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