ごジ。

 いつものバス停にて――


「な、なんだって~っ!」

 イブキがスマホ画面を見ながら、地球が滅亡する可能性があると聞かされた某編集者のようなノリで声を上げる。


「あの……あのゲ~ムギョ~カイのオイルショックとまでいわれているアタリショック……そのアタリがまた、またコンソ~ルビジネスにもどってくるっ!?」

 イブキはまだ見ぬ巨悪に震えていた!


「これはおそろし~……」

 そんな事を言っているイブキの隣では、


「コンビニに燃える水が売られていた?」

 月夜がTwitterで話題の投稿を見ながら、


「あぁ……なるほどね~」

 天然水のポップ画像が読み込まれるとタイトルの内容を理解する月夜。


「見てよ。『南アプルプスの天燃水』だって~」

 月夜がイブキへと話しかける。


「ふ~ん……」

 イブキをそれを見ながら、


「ん~……? これのなにがヘンなの??」

 画像を見ながら、首を傾げるイブキだった。

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