無価値のレゾンデ～トル。

ふぇいク。

いつものバス停にて――

「なにこれっ⁉︎」

グルメ系ニュ〜スを見ていた月夜が驚きの声を上げる。

「アメリカ人が考えた『ピザとハンバ〜ガ〜合体させたら最強じゃない？』とゆ〜のを実際につくってみたかぁ〜……アホだケドこ〜ゆ〜の嫌いじゃないな〜」

月夜がデッカいLサイズピザの生地をハンバ〜ガ〜のパンの部分にして、通常の三倍といわれるパティを挟みこんだ、ファ〜ストフ〜ド店の一人用テ〜ブルなみに巨大なハンバ〜ガ〜の画像を見ていた。

「食べ応えありそ〜だし――じゅるり」

そんな事をいっている月夜に、

「そんなんコラがぞ〜にきまってんじゃん！」

イブキが呆れ顔でそう言ってくる。

「え〜……そ〜かな〜？ すっごく本物っぽいケド〜……」

月夜は再び画像を見つめる。

「そんなデッカいモンつくたってたべられるヒトいないし、ゼッタイフェイクニュ〜スだよっ！」

自信満々にそう言い切ってゲ〜ム情報を読み始めるイブキ。

「んっ！」

その中になにかを発見する。

「おぉ！ プレ4にプレ2のソフトがあそべるサイシンハ〜ドっ！」

イブキがそんな記事を発見する。

「それもフェイクかもよ〜？」

月夜が冷水を浴びせるかのようにそんな事をいう。

「ま、まさかダイジョブでしょ」

　そういうも心配を隠せないイブキ。

　どっちがフェイクニュ～スか二人のTwitterをチェックしてみよう！

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